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〒451-0072 愛知県名古屋市西区笠取町4丁目88

白内障

白内障治療について

ものが見える仕組みについて

ものが「見える」とは、目から入った光の刺激が脳に伝えられ映像として認識されることをいいます。まず、眼球内に入った光は水晶体を通って網膜で感じ取られます。この光刺激が視神経によって脳に送られて、映像情報として認識されるのです。目をカメラに例えると水晶体はレンズ、網膜がフィルムの役割を果たしています。

白内障とは…

白内障とは、眼球内にある水晶体(レンズ)が濁った状態です。白内障により、光の通り道に濁りができるため、ものがかすんで見えたり、視力が低下します。また、明るいところでまぶしく感じる、ものが二重に見えるなどの症状が出てくることもあります。これは、老化現象の一つで年齢とともに進行します。ときに、他の病気や、けがでも起こります。

治療について

手術で治療

水晶体の濁りは、手術で取り除くのが唯一の方法です。手術は、レンズ(眼内レンズ)を入れるという方法で行います。濁った水晶体を超音波で砕いて吸い取り(超音波乳化吸引術)、人工のレンズ(眼内レンズ)を入れるという方法で行います。

※軽症の場合は目薬で進行を遅らせます。

【STEP1】
眼球を切開し、水晶体の前嚢を切り取る。
【STEP2】
水晶体の核と皮質を超音波で砕き、吸引して取り出す。後嚢とチン小帯は残す。
【STEP3】
残した後嚢の中に、眼内レンズを挿入する。

ココがポイント!安全な白内障手術のために…

白内障手術システム ホワイトスター シグネチャープロ

当院では日帰り白内障手術を実施しております。
白内障手術は、濁った水晶体(レンズ)を破砕吸引し、代わりに人工レンズをインプラントをします。
より安全で痛みの少ない白内障手術を目指し、最新の白内障手術機器シグネチャープロ(ジョンソン・エンド・ジョンソン社)を導入しました。低侵襲でより良い術後視力を目指しています。
オンデマンド フルイディクスにより、それぞれのステップ、患者様の眼の状態に合わせてポンプシステムを切り替えできる唯一のマシーンです。またELLIPS FXハンドピースは、コントロール性を保ちながら、スムーズで効率的な核の乳化吸引を実現します。

よくあるご質問「手術時に痛みはありますか?」

局所麻酔を行う際に少し痛みますが、手術中は、痛みはさほど無い様です。手術後も多くの方が異物感を感じる程度です。

眼内レンズ

単焦点眼内レンズ

一般的に行われている白内障の治療の際に使用される眼内レンズです。施術後は単焦点(一つの焦点しか合わない)ため、近くに合わせた場合は遠くが見えづらく、遠くを見るためには遠距離用の眼鏡が必要となり、遠くに合わせた場合には手元が見えづらくなるため近距離用の眼鏡が必要になることがあります。

多焦点眼内レンズ

単焦点眼内レンズと違い、近距離、中距離、遠距離と複数に焦点が合います。ですが、若い頃のように見たいところに自由に焦点が合うわけではないので、物を見る位置によっては眼鏡が必要になることもあります。細かい文字を読んだり、長時間の読書などをするときも眼鏡があった方が楽なことも多くなりますが、単焦点よりも眼鏡をかける頻度や本数を減らすことができます。

乱視矯正(トーリック眼内レンズ)

通常の眼内レンズでは乱視を治すことはできませんが、トーリック眼内レンズは乱視を軽減し、裸眼視力の向上を図ることができます。

※保険診療となり、眼の状態の診断結果によって選択できない場合もあります。詳しくは当院までお問い合わせください。

診察時間

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